Rejuvielって実際どうなの?韓国フィラーの特徴・安全性・他社との違いを医師が解説

Rejuvielって実際どうなの?韓国フィラーの特徴・安全性・他社との違いを医師が解説
対象:美容皮膚科・形成外科の医師・看護師などの医療従事者
この記事でわかること
Rejuviel(リジュビエル)の製品概要・製造技術(CTRLプロセス)の特徴
V・W・Cの3ラインの違いと部位別の使い分け
Juvederm・Restylaneとの架橋技術・持続期間・適応部位の比較
導入を検討する際のメリット・注意点(日本未承認含む)
施術目的・優先事項別のフィラー選択ポイント

こんな方におすすめの記事です

・ Rejuvielという製品名を聞いたことがあり、詳細を知りたい医師・看護師
・ 新しいヒアルロン酸フィラーの導入を検討しているクリニックの担当者
・ 韓国製フィラーの品質・安全性を欧米ブランドと比較したい方
・ 患者への説明やインフォームドコンセントに使える情報を探している方

ヒアルロン酸フィラー市場は近年急速に拡大し、Juvederm(ジュビダーム)やRestylane(レスチレン)に代表される欧米ブランドに加え、韓国発のプレミアムフィラーが注目を集めています。その一つがRejuviel(リジュビエル)です。

Rejuvielは韓国のPharmaResearch社が製造し、高品質なフランス産ヒアルロン酸と独自のCTRL製造プロセスを採用したプレミアムフィラーとして、アジアを中心に美容医療クリニックでの導入が広がっています。日本国内では未承認のため自由診療での使用となりますが、コストパフォーマンスや柔らかいテクスチャーを理由に関心を持つ医療従事者が増えています。

本記事では、Rejuvielの製品概要・ラインナップ・製造技術を詳しく解説し、Juvederm・Restylaneとの違いをわかりやすく比較します。フィラー導入の判断材料として、ぜひ最後までお読みください。

Rejuviel(リジュビエル)とは

Rejuvielは、韓国のPharmaResearch(ファーマリサーチ)社が製造するプレミアムヒアルロン酸フィラーです。同社は美容医療向けの再生医療製品・注入製剤の開発に注力しており、PN(ポリヌクレオチド)製剤「リジュラン」ブランドでも国際的に知られる企業です。

Rejuvielシリーズは、原料のヒアルロン酸に高品質なフランス産を採用し、独自のCTRL製造プロセスによって架橋・精製されたフィラー製品群です。韓国国内の美容クリニックではJuvedermやRestylaneと並ぶ選択肢として使用されており、一部の論文でも臨床使用実績が報告されています。日本では薬機法上の承認は取得していないため、自由診療での使用となります。

主な特徴

01 フランス産ヒアルロン酸を原料に使用
高品質なフランス産ヒアルロン酸を原料として採用。製剤の品質と純度を担保するうえで、原料の産地・規格は重要な要素です。
02 CTRL製造プロセス
PharmaResearch社が開発した独自製造プロセスにより、ヒアルロン酸ゲルの安定性を高め、注入時のパフォーマンスを最大化。架橋構造を精密にコントロールし、柔らかいテクスチャーと適度な持続性を両立しています。
03 リドカイン配合(全ライン)
全ラインにリドカイン(局所麻酔薬)が配合されており、注入時の疼痛を軽減します。患者の快適性向上と施術時間短縮に貢献します。
04 医学論文での使用実績
耳の形状矯正を目的としたヒアルロン酸フィラー注入の臨床研究(30名・1〜2mL/本)において使用実績が報告されており、施術後2ヶ月で耳の角度が有意に改善したとされています。
ラインナップと使い分け

RejuvielにはV・W・Cの3ラインがあり、それぞれ粘弾性・硬さ・適応部位が異なります。フィラー選択において最も重要なのは「どの部位に、どの深さで、どの程度のボリュームを入れるか」です。部位の特性と求める効果に応じてラインを使い分けることが、自然な仕上がりと持続性を高めるポイントです。

ライン 特徴 主な適応部位
V 中程度の硬さ・汎用性が高い 頬・涙袋・法令線・耳介など輪郭形成全般
W 柔らかめのテクスチャー 唇・目の下など繊細な部位、細かいシワ
C 高い硬さ・リフトアップ力 あご・鼻・頬骨など高ボリュームが必要な部位

※各ラインの詳細なG'値・粘性データは弊社までお問い合わせください。

Juvederm・Restylaneとの比較

医療現場でのフィラー選択に役立てるため、代表的な3ブランドを主要項目で比較します。各ブランドはそれぞれ異なる架橋技術・製品ラインを持ち、得意とする部位や使用感に違いがあります。どのブランドが「最良」というわけではなく、施術目的・患者背景・クリニックの方針に合わせた選択が重要です。

なお、以下の比較は公開情報をもとに作成しています。各製品の詳細な物性データ・最新の適応情報は、弊社までご確認ください。

● ブランド基本情報

項目 Rejuviel
(リジュビエル)
Juvederm
(ジュビダーム)
Restylane
(レスチレン)
製造元 PharmaResearch(韓国) Allergan / AbbVie(米国) Galderma(スイス)
原料HA フランス産 発酵由来 発酵由来
架橋技術 CTRL製造プロセス HYLACROSS / VYCROSS NASHA / XpresHAn
リドカイン配合 あり(全ライン) あり(XCシリーズ) あり(+シリーズ)
日本国内承認 未承認
(自由診療)
一部承認 一部承認
持続期間 約6〜12ヶ月 約6〜24ヶ月
(製品による)
約6〜18ヶ月
(製品による)

● 架橋技術の違い

Juvederm(HYLACROSS / VYCROSS)
Allergan社独自のHYLACROSSは均一な架橋構造が特徴。上位技術のVYCROSSは高・低分子量HAの混合架橋により密な網目構造を形成し、酵素分解を受けにくく長い持続期間を実現しています。
Restylane(NASHA / XpresHAn)
NASHAは非動物由来HA粒子を使った安定した技術で長い使用実績があります。XpresHAnは表情の動きに追従する柔らかい設計で、唇などダイナミックな部位に向いています。
Rejuviel(CTRL製造プロセス)
素材の安定性を高めながら注入パフォーマンスを最適化することを目的とした製造技術。他2ブランドと比較して公開物性データが限られるため、詳細は代理店への問い合わせが推奨されます。

● 適応部位と推奨製品

部位 Rejuviel Juvederm Restylane
唇・唇周囲 W Volbella XC Kysse / Lip
涙袋・目の下 V / W Volbella XC Eye
法令線 V / W Ultra XC / Ultra Plus XC Fynesse / Defyne
頬・こめかみ V / C Voluma XC Lyft
あご・鼻 C Volux XC Contour
Rejuvielを選ぶメリット・注意点

Rejuvielの導入を検討する際、他のフィラーにはないメリットがある一方で、医療従事者として必ず把握しておくべき注意点もあります。患者への適切なインフォームドコンセントのためにも、以下の点を事前に整理しておくことが大切です。

[OK] メリット
フランス産高品質ヒアルロン酸を原料使用
CTRL製造プロセスによる柔らかい自然な仕上がり
全ラインにリドカイン配合(疼痛軽減)
コストパフォーマンスの優位性
医学論文での使用実績あり
[!] 注意点
日本国内未承認(2026年3月現在)
物性データの公開情報が限られる
欧米ブランドより長期実績が少ない
患者への未承認薬説明が必須
副作用被害救済制度の対象外

● 施術目的別・推奨フィラーの選び方

フィラー選択に正解は一つではありません。患者の訴え・解剖学的特徴・クリニックの体制によって最適解は異なります。以下は代表的な観点ごとの考え方です。

観点 選択の考え方
安全性・信頼性重視 長期実績のある国内承認製品(Juvederm・Restylane)が有利
コスト・新メニュー導入 Rejuvielはコスト面での優位性がある可能性あり
繊細な部位(唇・涙袋) Rejuviel W・Juvederm Volbella・Restylane Kysse など
ボリューム・輪郭形成 Rejuviel C・Juvederm Voluma/Volux・Restylane Lyft
疼痛軽減 Rejuviel全ライン・Juvederm XCシリーズ・Restylane+シリーズ
実際の施術レポート(ユーザーの声)

実際にRejuvielを使用した施術体験が、SNS上で多数シェアされています。以下はX(旧Twitter)に投稿された施術レポートの一部です。部位別の仕上がりや効果の経過を把握する参考としてご覧ください。

※ 以下は一般ユーザーによる個人の体験投稿です。効果には個人差があります。医療従事者向けの参考情報として掲載しています。

Rejuvielはフランス産ヒアルロン酸と独自のCTRL製造プロセスを採用した韓国発のプレミアムフィラーです。自由診療クリニックでの新たな選択肢として注目に値しますが、日本未承認である点・物性データの限られた公開情報などを踏まえ、十分な情報収集とインフォームドコンセントのもとで使用することが重要です。

参考情報
・PharmaResearch社(pharmaresearch.co.kr)
・各製品の最新情報は弊社にお問い合わせください。
・本記事は医療従事者向けの情報提供を目的としており、個別の治療推奨を行うものではありません。
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