ウィコウノ(WiQo Uno)導入事例とメニュー設計|韓国クリニックの実例から自院メニューへの取り入れ方

ウィコウノ(WiQo Uno)導入事例とメニュー設計|韓国クリニックの実例から自院メニューへの取り入れ方

こんな方に読んでほしい

・ウィコウノを自院メニューとして導入するイメージを具体的に持ちたい
・韓国クリニックでの実際のメニュー構成を参考にしたい
・自院メニューへ取り入れる際の価格設計・訴求ポイントを整理したい

この記事でわかること

・韓国クリニックでの導入事例とメニュー内容の具体例
・自院メニューへ取り入れる際のポイント
・導入検討時の実務チェックリスト

前編(ウィコウノとは?成分・期待される効果・ダウンタイムを医師が解説)では、ウィコウノ(WiQo Uno)の製剤としての位置づけと基礎知識を整理しました。本記事では一歩進んで、韓国クリニックでの実際の導入事例・メニュー内容を紹介しながら、自院メニューへ取り入れる際の設計ポイントを解説します。

1. 韓国クリニックでの導入事例

ウィコウノは韓国・ソウル江南(カンナム)エリアを中心に、複数のクリニックがスキンブースター系メニューの一つとして導入している様子が確認できます。導入形態は大きく分けて「単独メニュー」と「組み合わせメニュー」の2パターンに整理できます。

1-1. スキンブースター系メニューの一つとしての導入

江南エリアのクリニックでは、リジュラン・ジュベルック・リトゥオ(Re2O)・ラエティゲン等と並ぶスキンブースター系メニューの選択肢のひとつとして、ウィコウノを掲載しているケースが見られます。既存の注入系スキンブースターの隣に、針を使わない選択肢として案内する形が一般的なようです。

1-2. 針を避けたい患者向けの単独メニューとしての案内

一部のクリニックでは、注射への抵抗感がある患者や、頻繁な施術で肌が敏感になっている患者、毛穴・くすみ・小じわ・弾力低下が気になる患者に向けて、ウィコウノを単独メニューとして案内している例があります。施術時間はおおむね15分前後、麻酔を必要とせず、施術当日から通常の生活に戻れる点を訴求ポイントとして紹介しているケースが多く、推奨施術回数は3〜5回程度とされています。

1-3. 他施術・機器と組み合わせたパッケージメニューとしての導入

江南エリアの一部クリニックでは、ウィコウノをBBL(光治療)・幹細胞由来製剤の点滴/直接注入・LDM(後述のソニックデバイス)・再生LED・高濃度酸素療法などと組み合わせた、複数施術一体型のパッケージメニューとして案内している例も見られます。こうしたパッケージは、肌質改善と引き締め・回復ケアを一度のセッションでまとめて提供する構成になっているとされています。

※上記は韓国国内クリニックの公開メニュー情報をもとに整理した参考情報であり、施術内容・効果を保証するものではありません。メニュー構成は施設ごとに異なり、日本国内での同様の提供を保証するものでもありません。自院で参考にする場合は、各構成要素の法的区分・安全性を個別に確認してください。

2. メニュー内容の具体例

韓国クリニックで案内されているメニュー構成を、単独型・組み合わせ型に分けて具体的に整理しました。自院メニューを設計する際のたたき台としてご活用ください。

タイプ 構成内容の例
単独メニュー ウィコウノ塗布のみ(1回・約15分・麻酔不要)。針への抵抗感がある患者、施術当日の予定を空けられない患者向け
回数券メニュー 3〜5回セットでの提供例。1〜2週間に1回のペースを前提に案内されている
組み合わせ例1 ウィコウノ+光治療(BBL)+幹細胞由来製剤+LDM+再生LED+高濃度酸素療法
組み合わせ例2 ウィコウノ+高周波・超音波リフト機器(大型パッケージメニューの一部として)

※上記は参考情報であり、実際の提供内容・料金体系は施設ごとに異なります。自院で構成する場合は、使用する薬剤・機器それぞれの法的区分・安全性を個別に確認してください。

3. ソニックデバイス(LDM)併用についての情報整理

韓国のクリニック紹介ページでは、超音波・振動を用いた美容機器(いわゆるソニックデバイス/LDM)を併用し、有効成分の浸透をサポートする施術プロトコルが紹介されているケースが見られます。この種の機器併用は施設ごとに採用方針が異なり、機器の薬機法上の位置づけ(医療機器・美容機器のいずれに該当するか)も個別に確認が必要です。自院で導入する場合は、機器単体・薬剤単体それぞれの法的区分を分けて整理したうえで検討することを推奨します。

4. 導入クリニックの紹介

4-1. 主な導入クリニック例

クリニック名 所在地 導入形態
WOORI BEAUTY CLINIC ソウル・江南 スキンブースターセンター内で、リジュラン・Re2O等と並ぶ選択肢の一つとして掲載
Seye Clinic ソウル・江南/新論峴 BBL・幹細胞由来製剤・LDM等と組み合わせたパッケージメニューとして掲載
Dr.Evers(江南院) ソウル・江南 注射を避けたい患者向けの単独メニューとして掲載

※上記は2026年7月時点の各クリニック公式情報等をもとにした参考情報であり、掲載内容・取扱いは変更される場合があります。特定クリニックへの受診・紹介を推奨するものではありません。

4-2. Instagramで見られる紹介投稿

ウィコウノを取り扱っている韓国クリニックの投稿を紹介します。掲載内容・料金・提供状況は各クリニックの発信時点のものであり、変更される場合があります。

クリニック名 Instagram投稿
ドクターエバーズ明洞店 投稿を見る
リヨンK医院 投稿を見る
オブリージュ医院 弘大本店 投稿を見る
ディオレクリニック(DIORE CLINIC) 投稿を見る

※上記は各クリニックの公開投稿へのリンクであり、画像の転載は行っておりません。紹介は情報提供を目的としたものであり、特定クリニックへの受診・提携を推奨するものではありません。掲載内容は投稿時点のものであり、現在の取扱状況とは異なる場合があります。

5. 自院メニューへ取り入れる際のポイント

5-1. メニュー名・訴求の設計

「ノーニードル」「針を使わない」「敏感肌でも受けやすい」といった特徴は、既存の注入系スキンブースターに抵抗がある患者層への訴求として活用しやすいポイントです。既存メニューの下位互換ではなく、対象患者が異なる選択肢として案内すると、価格・回数券設計の説明もしやすくなります。

5-2. 価格・回数券設計の考え方

韓国クリニックの事例では、1回ずつのお試しメニューと、3〜5回の回数券メニューを併用する形が多く見られます。初回はお試し価格を設定し、2回目以降は回数券へ誘導する設計にすると、継続来院につながりやすくなります。単独メニューだけでなく、既存の光治療・機器施術と組み合わせたパッケージ化も検討の余地があります。

5-3. カウンセリングでの説明ポイント

・注射に抵抗がある患者には「針を使わない」点を優先して説明する
・既存のスキンブースターとの併用可否は、成分・施術間隔を踏まえて個別に案内する
・効果には個人差があること、断定的な表現を避けることを院内で統一しておく
・推奨施術回数(3〜5回程度)を初回カウンセリングで明示する

6. 導入を検討する際の実務ポイント

No. 確認項目
1 流通する製剤が正規品であるか、仕入れ先の取引実績等から確認する
2 製品の法的区分(化粧品・医薬部外品・未承認医薬品等)を輸入前に確認する
3 保管条件(冷所保管等)を製品指示に従って管理できる体制があるか
4 既存のスキンブースター系メニューとの位置づけの違いを院内でどう説明するか整理する

7. よくある疑問|導入実践Q&A

Q. 既存のスキンブースターメニューの代わりとして案内できますか?
A. 成分・作用機序は製剤ごとに異なるため、単純な代替として案内するのではなく、それぞれの特徴を踏まえた個別の説明が推奨されます。既存メニューとの併用可否についても仕入れ先・メーカー情報を確認したうえで判断してください。
Q. 韓国クリニックのようなパッケージメニューをそのまま自院に導入できますか?
A. パッケージ内の各要素(機器・薬剤)は法的区分が異なる場合があるため、そのまま模倣するのではなく、自院で使用可能な機器・薬剤の組み合わせで再設計することを推奨します。

まとめ:ウィコウノ導入の判断基準

1. 韓国クリニックでは、単独メニューと他施術・機器を組み合わせたパッケージメニューの2パターンでウィコウノが導入されている。
2. 自院メニュー化する際は「針を使わない」特徴を軸に、既存メニューと対象患者層を分けて訴求すると設計しやすい。
3. 価格・回数券設計は、お試し価格+3〜5回セットの組み合わせが韓国クリニックで多く見られるパターン。
4. パッケージメニューをそのまま模倣するのではなく、自院で使用可能な薬剤・機器の法的区分を確認したうえで再設計する。
5. 国内導入時は、製剤の法的区分・流通ルートの正規性を仕入れ先に個別確認することが不可欠。

注意事項・免責事項

本記事は医療従事者向けの情報提供を目的としており、一般の方への治療推奨ではありません。記載の薬剤には国内未承認のものが含まれます。薬剤の使用は必ず医師の診断と処方のもとで行ってください。
本記事で紹介した韓国クリニックの導入事例・メニュー内容は、各クリニックの公開情報をもとに参考情報として整理したものであり、効果・安全性・国内での提供可否を保証するものではありません。最終的な判断は担当医師が行ってください。
薬機法の解釈・運用については最新の法令・通知を確認するとともに、必要に応じて専門家にご相談ください。

監修:Medixor編集部
美容医療クリニック向け会員制プラットフォーム。国内外の美容薬剤情報・仕入れ実務・薬機法対応コンテンツを発信。

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